歴史に名を刻むダイヤモンドたち

ダイヤモンド鉱山

クラウンジュエルハウスに保管されている式典で使用されるダイヤモンドとは

イギリスの王室は日本の皇室同様に伝統と格式を重んじ、式典には時代を経て受け継がれて来たスタイルを用いて行われているようです。特に王や女王の戴冠式の典礼では王冠、王笏、宝珠は三点セットとなっていて、ダイヤモンド買取業者には決して持ち込まれる事のないような数百カラットというダイヤモンドやルビー、サファイア等のジュエリーが装着された物となっているようです。

これらの王室の装飾品は現在はロンドン塔のクラウンジュエルハウスにて展示をされていて、入場料を支払う事で自由に観覧をする事が出来るようになっているようです。ロンドン塔は古くは要塞として建設され、その後王家の城として居住をしていたようですが、中世に入り牢獄として使用されるようになったようです。そして現代では博物館として使用をされているという事です。いくつもの建造物が立ち並ぶ中にそれがあるようですが、クラウンジュエルが一般に公開され出したのは17世紀以降という事です。

展示されているジュエルの中でもやはりクラウンジュエルは目を引く事は間違いありませんが、同時に王笏の先端に付けられているカリナンⅠは別名「アフリカの星」と呼ばれる530カラットという大粒のダイヤモンドであるようです。元の原石は3000カラットを超える大きさであったようですが、大きいサイズのダイヤモンドとして9個、普通サイズのダイヤモンドとして96個に分割をされて磨かれたとう事ですが、その中で最も大きいダイヤモンドがアフリカの星であったようです。

因みにカリナンⅡはやはり同様に300カラットを超えるアフリカの星に次いで2番目に大きなダイヤモンドという事ですが、クラウンジュエルとして装着をされています。そして3番目から9番目までのカリナンダイヤモンドも全て英国王室が所有しているという事です。

ここではその他にも有名なクラウンジュエルが展示されているようです。それはコーイ・ヌールと言うダイヤモンドですが、男性が着用をすると国を失うという不吉な運命を辿るという事で、代々女性の王や王妃しか着用をされていないという事です。このダイヤモンドは一時期クラウンジュエルではなく、ビクトリア女王がブローチとして身に付けていた事もあるようです。ダイヤモンドはこのように身に付ける事で不運に遭うと言い伝えられている物もあるという事です。

一般的にクラウンジュエルは、新たな物が作られる時には装着されているジュエルを全て取り外し、新しいクラウンに装着されるという事です。このような御用済みとなった王冠も一緒にロンドン塔では展示をされているという事です。